校長先生、イヌとネコ、どちらを飼いたいですか??
9月7日(木)
愛知県長久手市、 天候は曇り、24℃。 ※ 7:00時点 |
本日、3時間目、5年2組の国語の授業を参観しました。「どちらを選びますか」という討論の学習をしていました。2名の司会担当の児童の下、学級全体でイヌ派とネコ派に分かれて討論会を行いました。それぞれの主張を発表した後、質問したりそれに答えたりしました。両派とも、活発に意見を述べ合い、最終弁論まで白熱する議論が展開されました。イヌ派、ネコ派、それぞれ理にかなっており、とても活発に意見を述べることができました。さすが5年生だなあと思えるすてきな授業でした。 |
学びのメッセージ
学校を安全な環境に変えていく
脳科学の観点からすると、 子どもの脳をすくすくと伸ばしていくためには、 子どもの脳に不要な負荷をかけず、 心理的安全状態を保つことが重要であると言われています。
しかしながら、 現在の教育現場は、子どもたちとって緊張感や嫌悪感、 不信感に満ちた劣悪な環境になっているのではないでしょうか。
日本の学校では、 対人関係、宿題、テスト、通知表、平均点、受験など、 こうしたストレスの要因に押しつぶされそうになりながら、 毎日を過ごしている子どもたちは少なくありません。
子どもたちが不要なストレスを受けることなく、 のびのびと学校生活を過ごし、学びを深めることができる。
同時に、 脳科学の観点から子どもの心理的安全状態を保つことができる。
そうするためには、 学校を「失敗しても大丈夫だよ」 「失敗こそが学びなんだよ」という 子どもたちが安心できる環境に変えていくこと。
トラブルや環境の変化などからくるストレスに強い脳、 心理的安全状態を自らつくっていく脳を育むこと。
これら2つのことを単なる標語やスローガンに終わらせることなく、 緻密な戦略の下に実践していくことが大切であると考えます。 |