あなたたちは、どんな大人になりたいですか?
3月4日(月)
愛知県長久手市、 天候は曇り後晴れ、3℃。 ※ 7:00時点 |
本日、体育館で、今年度最後の朝会がありました。最初に「人権に関する標語コンクール」の表彰伝達を行い、その後、校長先生からの話がありました。『きみを強くする50のことば』という本を紹介して、その本を書いたある中学校の校長先生のメッセージを伝えました。メッセージの冒頭で、先生は「あなたたちは、どんな大人になりたいですか?そして、どんな世の中を生きたいですか」と問いました。さらに、どうしたらステキな大人になれるかをメッセージの中で伝えていました。どうしたらステキな大人になれるかのキーワードは「自律」と「尊重」であると語っています。「自律」とは、自分で考え、自分で判断し、自分で決定して、行動すること。「尊重」とは、まわりの人の違いを認め、自分をふくめてすべての人を大切にすることと。子どもたちが物事に取り組む際、指針となる考え方の一助になればと思います |
学びのメッセージ
与えられることに慣れさせない
学校の教員や親を始めとして、 周りの大人は子どもたちに対して、 「ああしなさい」「こうしたらダメ」など、 過剰な声掛けをしています。
また、 困ったことがあると、 すぐに助け船を出して、 子どもたちが試行錯誤する機会を奪っています。
子どもたちが、 だれかにやってもらったり、 用意してもらったりしてばかりいると、 自分で考えたり、決めてたりできなくなります。 そして、 うまくいかないことがあると、 すぐに人のせいにしてしまいます。
子どもたちが大人から与えられることに慣れさせないよう、 大人は過剰な干渉をするのではなく、 子どもたちが自律できるよう見守ることが大切です。 |